2024年03月19日

過度の スポーツによる 変形性腰椎症

青年女性
初診: x年2月28日
主訴: 学生時代からスポーツで無理をし、慢性の腰痛を持っている。
 この2年ほどは悪化し、腰臀部から鼠経部・大腿内側にかけて、座ってても寝ててもうずく。
 軟骨がすり減ってるといわれ、病院で2年ほど治療をしているが効果が上がらない。
触診所見: 第5腰椎と第1仙骨間が狭く変形しており、
 その周辺から、臀部・鼠経部にかけ、炎症性の腫れやしこりがある。
はり治療:
 まずは、痛みを強く感じている炎症性の腫れを取るはりを行ない、
 その取れ具合に応じて、更に深い部分の慢性のしこりを取ることにした。
 このような症例の場合、
 柔らかい炎症性の所見を触知できずに、一気に深いところにある硬い所見にはりを刺すと、痛みが増すことがある。
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第2診: 3月1日
 炎症性の所見がぐんと引いており、内腿に違和感は残っているものの、
 座ってるとき、寝てるときの痛みも、あまり感じなくなっている。
はり治療: 浅い部分の所見が減ってきたので、より深い部分の硬い所見の表面からゆるめていくことにした。
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第4診: 3月7日
 腰椎周辺、臀部などの硬いしこりもずいぶん小さくなっていて、痛みもほとんどなくなっている。
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考察:
 X線やMRIなどでは、主に硬い骨の変化を見て、それに対する処置を試みることになりがちである。
 もちろん、はりで硬い骨や軟骨を変化されることができるわけではないが、
 かなりの症例の場合、骨の周辺の軟部組識の炎症性変化を、
 はり治療によって改善させていくと、症状が軽減するものが多い。
 また、このケースのように、若い方は、治癒力も旺盛であるため、はり治療による回善力も大きい。
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熊本県 熊本市 中央区 水前寺の 河津 はり治療院
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Posted by 河津はり治療院長 at 07:47│Comments(0)
 
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